普通の禁煙のように何週間とか何ヶ月もかかりません。段階的にタバコを減らす必要もありません。いつから始めるか悩むこともないです。
タバコが必要ない、タバコが嫌いと思ったその日が、タバコと別れる日です。なんだかサラダ記念日のようですが、基本的に一日で完了です。タバコも灰皿も捨てましょう。禁煙であれば我慢しているだけなので、我慢の限界に達した段階で灰皿が必要になりますが、タバコをやめるなら、もう使うことのないものです。
必要ないと思えるまではタバコを吸い続ければ良いです。なんとか頑張ってやめたい、ぐっと堪えて禁煙したいという考えのままでは、また失敗するからです。タバコを吸わなくても大丈夫と感じるまで待ちましょう。
合言葉は「吸ってはいけない」ではなく、「吸いたくない」です。
なかなか「吸いたくない」と思えないけれど果敢にやめようと挑戦した場合、経験では3日あたり、もしくは1週間ぐらいまでが禁断症状のピークのようです。(以前私が禁煙に失敗していたのは大体3〜4日目あたりでしたから、それ以降は未知の世界です)
そして、少しずつ症状も和らぎ、3週間から1ヶ月吸わずに頑張れば、「ほぼニコチン中毒から」は解放されます。
もし、途中で吸ってしまったら、その1本で踏ん張りましょう。「失敗した」と思って数本吸ってしまったら、またスタートからやり直しです。1本だけなら何歩か下がることにはなりますが、今までの苦労は無駄にはならないはずです。
気合いで頑張っている人でも1ヶ月耐えれば、何とかタバコがなくても生きていけるようになります。ここで「一本ぐらいなら」と高をくくっていると、一気に振り出しへ戻る恐れがあります。再度タバコをやめようとすると、また同じぐらい禁断症状で苦しむ事になります。触らぬ神にたたり無しです。
後は、時々やって来る欲求を振り払っていきましょう。今後何ヶ月間、あるいは何年間か欲求はやってきますがピーク時の禁断症状と比べれば、ほんの子供騙し程度なので軽くあしらって下さい。「もう、吸わないから」と自分に言い聞かせれば大丈夫です。
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